＜本当にあった怖い話＞
ある時、始めたばかりのソシャゲ内で利用できる簡易掲示板を立てませんかと
ゲー友に言われたのだが、経験上この手のものはいずれお互いにとって
煩わしいものになると「確信」していたのでのらりくらりとスルーしていたのだが
動かんわしに業を煮やして立てられてしまった。
無下にすることもできず掲示板でのやり取りが始まったわけだが、最初こそ
ゲームの疑問質問等で有意義に稼働していたものの、ある程度進めた辺りで
案の定互いに書き込み＆レスが義務のようになっていき次第に面倒なものに
なっていった。もっとも私にとっては書き込みへの義務感より、熟考の末に
書きこんだネタ対してあさっての回答が連発される事（要はまともに読んでない）
の方に嫌気がさしていたが。まぁこっちもソシャゲ素人丸出しの頓珍漢カキコ
連発してたんでイラつきはお互い様だったろうけど。
そんな空気感の中でこの掲示板を自然消滅させる方法などを考えていたころ
遠回しに別のゲームもやらないか的な書き込みが来た。
正直ソシャゲに時間振り回される生活に疲れ始めてたこととそんなことしたら
またここが活発に稼働してまうやんというわけでやんわり断ったら
そこからぱったり反応が無くなった。
が、以前にも1か月反応ナシなどの前例があったので特に気にせず
ごくたまの義務カキコなどでお茶を濁しつつ来ないレスにホッとしながら
能天気にプレイしていたのです。
しかしある日、レス無いのはいいとして余りにも長いこと反応なさすぎでは
ないかと感じ掲示板周辺を確認してみたら驚愕。なんと、すでに、向こうは
なんの断りもなく半年も前にこのゲームを辞めていたのです！！（ログインなし）
そう、私は半年もの間、幻想を相手に気を使い、幻想から来ないレスに安堵
していたのです。
自分にとって不益と認めたモノを切る決断力に羨望すら感じるが
私が凄いと思ったのは、一切振り返らないこと。私が同じことしたとしても
どうしてもある程度でまだやってんのか？とか確認したくなってログインしてまう
と思う。
ただ、驚いて色々調べたら少なくともその後２か月超は他のサーバーでプレイしていた
痕跡があったのであくまでこちらを切る意思表示のために
育てた１パーティを捨てたのだという事はわかった。今はほんとに辞めたっぽい？
いやはや、こちらが長々と逡巡している間にすぱっと逆に整理されていたと。
結果オーライってやつなんだろうけど、どんな相手でも見られる相手がいないと
そのゲームに対する張り合いが無くなるってことが意外だった。
残念では全然ない、まじで。最初から分かってたけどホントめんどくさかったし。
でもそのゲームはまだ続けてます、が、運営にやる気ないのでもうすぐ終わりそう。
とにかくシナリオが面白いゲームなのでこっちは終わったらマジ残念。悲しい。
というわけで、本怖でした。半年前の最終ログ履歴見た時はマジで
は!!??となりましたとさ。もっと早く気づけよな。
できるだけ縮めたが長くてすまん。あとゆかちゃん靴塗忘れてた。
