つくづく思う。
時間をドブに捨ててたなと。
人生にやり直しはきかんものだが、せめて渋始めた直後辺りには
一回戻れないかな。
ただ無策でまんが描いてても読み手集まら無くて早々に心折れてるだろうし
結局正解なんてわからんのだけどね。今思う一番良かった方向性としては
後付けだけど、死にかけて入院したタイミングで、イラスト見切って
まんがに徹するべきだったかな。
そこで3年計画くらいのスパンで動けていれば、結果どうでも納得できたと思う。
こーんなしょうもない終わり方は無い。が、今の心境。
でも延長はもうありえないし、何やっていいかわからん今の自分。
ただ、一つだけ勝手に救われたのは、何かヒントないかとあらためて
自分のネタ見返してみた時のネームが、面白かったこと。
8・8以前の自分ではとてもじゃないが過去作なんて見返せたもんじゃなく
(とりぷるくらうんはややまし)仲間内から「お前の漫画つまらん」と言われても
つまらん以前に自分でまんがにすらなってないモドキだと自覚していたので
悔しさすら沸かないという事が情けなかった。。が、いつの間にかこんなん
描けるようになってたやん、っていうかむしろこれ俺が描いたんか?と疑うほど
キレキレのネームだったので、この世で一番納得させたかった読者(自分)を
認めさせたのは唯一の成果。そしてそれ自体は10年前に達していたという。
ある意味今はもう蛇足ともいえるかな。
読者を獲得できなかった世渡り下手はどうしようもないが、ひとまず作品的に
満足できるものを表現できてたってのは判って助かった。
店仕舞いの未練として一番危うかったものだったが、これに関してはクリア。
なのであとは、どのように締めくくるかだけなんだよなー……