第一話の下描きを描きながら時折読み返していたら、読み物としての欠陥を
見つけたので修正のシナリオ直しの推敲してて気付いてしまった。
「これ、8・8じゃなくね?」
という根本的な疑問が。
個別のネタはまぁ良いけど、内容は単なる時系列の最初ってだけ
(摩耶が妙高に来た理由)をダラダラ進めてるだけで、8・8らしい軽妙な
キレがない。
そもそも8・8のあらすじって、「ひょんなことから高校に入学してしまった摩耶が
ぶっ飛んだ生徒会長のさやかにいじり倒されるドタバタコメディ」ってたった2行で
説明できる単純さで、その「ひょん」をまんが2話分も使って一から
追っていくなんてナンセンスこのうえないし無駄。
それで8・8らしい展開ならともかくそうでもない、と。
その単純さを活かして最初から走れるのが長所で、摩耶の「ひょん」は番外編的な
内容に過ぎないと結論が出た。ので最初から「らしい」内容の描きおろしで行こうと
決めたのです。その方が説明的な内容の1・2話載せて、いや、8・8らしさは
これからなんすよ、続きも読んでくれませんか、みたいにビクビクしないで済むし
結果に対して言い訳が無くてスッキリする。
そんでオープニング部分は割とすんなり思いついたんだけども、メインネタを
どうするかが喫緊の課題になる。ただもともと8・8はアドリブ色が強い
まんがで、雑に大枠だけ考えて、描き始めたらもうあとは流れと
キャラに任せて進むって描き方が主流だったのでここはらしさ全開でキャラに任せて
みようかなと。
果たしてどんな第一話か出来上がるのか、は自分でもわかりませーん。